2013年8月22日

更新がままならない問題2013晩夏

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このページをはじめてもう何週間も経つのに、ぜんぜん、更新ができない。実は写真のアップに困っていて、まわりの人が撮ってくれた写真でお茶を濁しているのだけれど、このページをデザインしてくださった斎藤寿大さん曰く、「すごく月並みな話ですが、服部さんが気軽に撮った写真を見たいなと思います」。むー。そりゃそうだ。あれはかれこれ6年前。『murmur magazine』の創刊準備号をつくっていたときも当時のAD峯崎ノリテルさんが、「服部さん、写真撮ってください」といってくださって、本来ならば、マーマーにもっと編集者が撮影した写真が掲載されるハズだった。でも載ってない。なぜ? はい。撮っていないからです。今回、峯崎さんが勧めてくださったGRを数年ぶりに取り出してみたけれど、なんだか写真機がもったりした波動になっており、どうにもこうにもノってこない。ということでこの写真は、20歳代後半に肺結核になっていた頃撮影したもの。母は、「結核のこと口外しないでッ」と、昔の人みたいに止めるけれど、菜穂子@風立ちぬもカミングアウトしているよ。って、そうそう、「どうだっていいや」という心境になったって最新号のマーマーで書いたのだけれど、いってみたら、あれもまた肺と大腸に対応するこころの冷え=強欲の反転バージョンなのかも。福岡正信さんも、「この世にはなにもない」と悟った朝は、急性肺炎の直後であった。つまるところ、からだ=思考の癖の世界に生きているってことかしら。あたらしいカメラ、今週中には、入手します。

2013年8月7日

ちがうめんもみたいよね

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先日、ある人から、本当にみれいさんはいろいろな健康法を試されますよね、というようなことをいわれて、どう返答したらよいか困った、ということがあった。編集者という職業を続けてきたせいか、「7」という誕生数のせいか、はたまた、肺と大腸が悪い者の性(さが)、強欲というやつのせいなのか。若いころから、たとえばファッションひとつとっても、「この路線が好き」と定まらない。ギャルソンひと筋とか、リネン大好き、みたいな自分にはならない(服って特に、ひとつの路線ができあがる人と、ふらふらと気の多い人とにわかれると思う。そう思いませんか?)。というわけで、このホームページは、そんな、自分のちがうめん=文体を見てみたいという欲求からはじまった。だって、流転しているのですもの。わたしだって、自然のいちぶなんですもの。あたらしい筋肉だってつけてもみたい。わたしは、あたらしいものが好き。実験、新鮮さ、躍動、変わっていくこと、が好きなのだ。写真は、今から約20年前のわたし。まるで昨日のことみたいだし、320年くらい前のことのようでもある。

2013年7月31日

あたらしいことへの、ちいさな挑戦

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© Ittetsu Matsuoka

文章を書いていく中で、何でもいいけれど、こう、厳しいひとこととか、ちょっと誰かや何かを批判しているような内容なんかが入ると、目がはっと覚めるようで、しかも、書いている人が一瞬正統化されるようでもあるし(指摘が鋭ければ鋭いほど)、またいってみたら、「あれはどうなの」「これはいかがなものか」などと、大勢の人の前でいうっていうのは、さぞかしすっきりすることであろうし、ええ、ええ、やってみたいです、でも、わたしは、できるかぎりやらないように決めている。批判めいたことをぴしゃりと入れたが最後、「これまで」の世の中にあった、ある種の文章たちと同じになってしまう。それらしく、見えるのだけれど、ネ。肯定だけで書くのはむずかしいのだ。って、この文章だって結局同じじゃん、っていわれたらそうかもしれないけれど。いずれにせよ、わたしは文章を書くとき、そのことに、こころを砕いて、とても注意をしている。あまりに地味なとりくみではあるのだけれど、わたしは、そういう方向でのあたらしいことに挑戦をしたいと考えている。