2014年4月17日

森栄喜さんのこと

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森栄喜さんにはじめて会ったのは、谷川俊太郎さんとの朗読の会のときで、去年の3月のことだ。打ち上げでは、パートナーの彼ともお会いして、本当におふたりは、それはかわいい、なにか特別なカップルで、とても感心してしまったのをよく覚えている。同性挙式をした東小雪さん、増原裕子さんがたといい、同性愛の世界のあたらしい風が、わたしたちにも吹いていて、その風は、強すぎず、ヨワヨワでもなく、とてもここちよくて、珠のような勇気に満ちている。やわらかな光を放っている。今日は、森栄喜さんが、約1年かけて彼を撮影した『intimacy』(ナナロク社)木村伊兵衛賞、授賞式の日。栄喜さん、村井光男さんはじめナナロク社のみなさん、本当に、おめでとうございます。担当の坂下実千子さんなんて、自分の婚期が5年遅れてもいいから、受賞させてほしいとお祈りしていたのだとか(坂下さん、受賞もしてでも同時に婚期ものがさないと思う!)。なにか、もう、自分のことのように、うれしいです。ぜんぜん関係ないけど、栄喜さんって、お着物めちゃめちゃ似合いそう!(いわれないですか?)