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『服部みれいの冷えとりスタイル100連発ッ』

  • エムエム・ブックス=刊
  • 2014年5月24日発売

冷えとり健康法を実践しながら、ファッションも楽しんでみました、というスタイルが100体載っている本。ファッションといったって、「冷えとり」の軸がなかったら、何のことだかよくわからないかもしれない本ですけれども、何にせよ、「からだやこころにやさしい服の着方」というものが存在するのだということを、からだであらわしてみた、といったところでしょうか……。現代人は(自分も含めて)、自分に対してやさしくするところと律するところが、ちぐはぐすぎる、と思います。自分を自分たらしめる軸が外にありすぎて、自分のことなんかもうわけがわからんちん、となっている。冷えとりは、そういった軸を自分の中に取り戻せる、とても優秀な知恵のひとつで、この本が、(服装しか載ってませんが)、その入り口もしくは継続のヒントになれば、本当にうれしいです。冷えとりは厳しい側面もあるけれど、何せ、やさしい。自分を責めたてるものではなくて、自分にやさしいものに触れる機会が多くなるといいなと思っています。そういうものこそ、心底「あたらしい」と思うのですが、いかがでしょうか?

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『あたらしい結婚日記』

  • 大和書房=刊
  • 2013年12月19日発売

あたらしい東京日記につづく日記本の第2弾。「あたらしい結婚」って何があたらしいのサ、といわれてしまうと、もじもじしてしまいますが、「♪すこしは、上手にぃー、愛のメッセージーー、伝えたいー」というよりは、あたらしい関係性みたいなものについてトライしようとしていますという意味での「あたらしい」なの、か、ナ。いや、結婚話に期待して読めば、前著同様、日記本であることにかわりはないし、日記として読めば結婚までの約半年分は、「はいはい、ごちそうさま」といいながら読むしかないのかもしれないけれど、読後感は、これまた前著同様、人それぞれかもしれないです。ただ、小説でもない、エッセイでもない(同著には数本収録あり)、詩でもない、日記というジャンルについて、まだ慣れないけれど、でもわたしは夢中なのであり、100年後、人にたいそう喜ばれ、おもしろがられるのは、案外、日記だったりするのではないかと夢想しています。

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『SELF CLEANING DIARY2014 あたらしい自分になる手帖』

アスペクト=刊
2013年9月26日発売

この手帖も今年で3年目。毎年、○、△、とモチーフになっている図形があったのですが、今年は☆。テーマカラーはレモンイエローです。テーマは、自分の中にきらめくような星を感じて。月のエッセイは、より、自分との打ち合わせ感といいますか、ワークショップ感覚が高まっているかも。週ごとのコンシャスプランなども顕在です(個人的には月のエッセイとこのプランが現実的に役に立っていマス)。今年からのちがいはといえば、TO DOリストがついたこと、年間のアファメーションとふりかえり欄ができたこと。読み物は、ちいさなファームのつくりかた(石田紀佳さん)、季節のヒント(ささたくやさん)ほか、グラウンディングする立ち方歩き方や、才田春光さんの3Q体操、弓田亨さんのルネサンスごはん(弓田ごはん)のつくりかたなど充実してます。やー、もりだくさん。3年ぶんつくってきて今年の手帖がいちばんエネルギーが高くて濃密なんていうのは、著者として自分に甘すぎるでしょうか。もっているだけで自分の真ん中が光りだす、そんなことをイメージして集中してつくりました。担当Nさんのブログも参考にしてくださるとうれしいです。 http://ameblo.jp/selfcleaningdiary/

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『SELF CLEANING BOOK2 自由な自分になる本』

  • アスペクト=刊
  • 2013年6月25日発売

『SELF CLEANING BOOK あたらしい自分になる本』の第二弾。あたらしい自分になっていったら人はどうなるか? そう、自由になっていく! のですね。もちろん、わたし自身、まだまだ、あたらしい自分、自由な自分と出合う旅の途中。そんな「事後報告」と「途中経過」を兼ねた、あいもかわらず赤裸裸な体験談の本です。冷えとり健康法のその後、さらには布ナプキン体験、月経血コントロールと、より「自然」に向かっています。数秘術と前世療法の体験についても、(精神世界系は拒否反応起こす人がいると躊躇していた担当者を説きふせて)書かせていただきました。もう、そろそろ、いいかなと思って。自分から自由になっていきたい方に。

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『恋愛呼吸』

  • 中央公論新社=刊
  • 2013年6月25日発売

帯に「呼吸で結婚!」とあって、何のあやしい本かと思われた方もいるかも。いや、あやしいといっても、あまりのスピードで願いが叶ったため、これまでの時間の感覚で考えるとそう思われてもしかたがないという点で、なのですが、潜在意識がどう自分に影響しているか、呼吸でどうそこがきれいになっていくか、加藤先生との対談をベースに解説しながら、実際の呼吸法のやりかたを紹介した本です。陽気に、大らかに、そして素直になりたい人に。もちろん、願望を叶えたいすべての人に。誰の中にも眠る「本心良心」を発揮するための本といってもいいかも。あははと笑って、こころがスッキリきれいになる本です。

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『服部みれい詩集  だからもう はい、すきですという』

  • ナナロク社=刊
  • 2013年3月18日発売

実際に出版・流通される本という意味での、処女詩集です。高校生のころから書いてきた詩は、mmaというバンドをはじめることで、さらに、積極的に外側へ出ようとしはじめ、とうとう一冊の本になりました。ほとんどが震災後に書かれた詩で、前半と後半のトーンが違うところが、ひとつの読みどころ。後半になるにつれ、だんだんとやわらかくなっていきます。そのわけは、本を明けてからのお楽しみ。あとがきに書いたとおり、「ことば」にならない「間」のことばを詩にしていますが、詩にしかこめられない感情みたいなものがあって、それはわたしの中にいくつになっても眠る少女性(強さ、弱さ、まっぐさすべてを含む)だと理解しています。

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『あたらしい食のABC』

  • WAVE出版=刊
  • 2012年10月6日発売

食べものの世界を恐怖心からではなく愛から見る、そういう食の話を書きたいと思って取り組みました。AからZまで、大好きな喫茶店のこと、昭和すぎる母のレシピ、編集部ごはん、料理本の話、宅配野菜食べ比べ、焼きそばの思い出などなど、勝手気ままに綴りました。食べもののこと、ずっと模索しているのですが、決定的な結論は出ないままでいます。ただ、つくった人がわかるものを食べる、愛からつくられたものを食べる、感謝して食べるという、「意識」に関わることなら、いうことができるかも、と。放射性物質の問題以前に、食の世界は深刻な問題を抱えていますが、愛や想いがそれを超えられると考えるのは楽観的すぎるでしょうか。

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『あたらしい東京日記』

  • 大和書房=刊
  • 2012年6月23日発売

「都会で田舎の暮らしができたらすてきだなあ」なんて考えながら『murmur magazine』をつくっているのですが、実際に、東京のど真ん中で仕事をし、生活もしながら、どう「自然」を取り入れた生活をするか、試行錯誤している部分も含めた、日記の本。白湯を飲み、半身浴をはじめとした冷えとりを実践し、瞑想をして、仕事場で食事をつくって食べる。「思っていたよりユルくやっているんだね」という人から「すごくストイック!」と感じる人まで。どう反応するかは、ひょっとしたら自分自身の反映だったり? 東日本大震災から約1か月後から1年間の日記のほか、「携帯不携帯日記」などを収録。震災前の秋に体験した、「大解毒日記」がなぜか好きとよくいわれます。

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『みれいの部屋 ニューお悩み相談』

  • 主婦と生活社=刊
  • 2011年9月30日発売

ある頃から、『murmur magazine』ブログ「マーマーな☆ダイアリー」で、不定期で、お悩み相談をするようになりました。おかげさまでその相談がとても人気になり、それをもとに、全編、書き直して一冊にしたのがこの本です。「33年間彼氏がいない」「生活のすれ違いからセックスレスに」「離婚したいが夫が納得しない」「上司の気配りがうっとうしい」「つい食べ過ぎる」「父の暴言に我慢も限界」「実家を出るタイミングがない」などなど、恋愛、仕事、自分のこと、人間関係のお悩みがずらり。相談者と一緒に、問題解決の糸口を探ります。たくさんの具体的な事例から、その糸口を、ご自分自身で見つけられることを願って書きました。

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『服部みれい詩集 甘い、甘い、甘くて甘い』

  • エムエム・ブックス=刊
  • 2011年9月1日発売

高校生の頃から詩を書いてはいたのですが、不思議と誰かに見せようと思ったことはありませんでした。詩は、ただ自分のためだけに書いていたのです。一介の商業ライターが、誰もいない部屋でこっそりする「おなら」みたいなものでした。当時、ある「リトルプレス展」への出展用に、ZINEみたいな、かわいいものをつくろうと思いついたのですが、せっかくなら少し多く刷ろうと、1000部、自費でつくったのです。自分で編集もしました。「甘い、甘い、甘くて甘い」「男より男」「女より女」「うつくしくて、うつくしくて、うつくしい」の4章で構成。その後、詩の朗読や、本格的な詩集の発刊もするように。その出発点がこの本です。

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『オージャスのひみつ 』

  • マーブルトロン / 中央公論新社=刊
  • 2011年5月30日発売

雑誌の取材で出合った世界最古の医学といわれるアーユルヴァーダ=生命科学の、さまざまな知恵を実際に試して、とても助けられました。カサカサだったわたしが、からだもこころも、明らかに、まろやかに、甘く、しっとりと変化していったのです。その中でも特に、「オージャス」という概念に夢中になりました。「オージャス」とは、心身を健康にする生き生きとした生命エネルギーのこと。オージャスが多い人は、甘い香りがして、自分の内側を強く感じられ、自分の望む現実を引き寄せられるようになるそうです。そんなオージャスを自分で増やしていく方法について書いたのがこの本です。何度読んでも、とってもおもしろいです。

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『SELF CLEANING BOOK あたらしい自分になる本』

  • アスペクト=刊
  • 2011年1月26日発売

わたしの本の中で、いちばん人気なのがこの本。冷えとり健康法、白湯飲み、部屋の大浄化作戦、アファメーション、ホ・オポノポノなど、わたしが「あたらしい自分」になるために体験した10のテーマについて紹介しています。実はこの本、某予備校の「実況中継シリーズ」から思いついた本なんです。講師の語り口調そのままという形態が好きだったのですが、この本も、友だちから実際に聞いているように読んでほしいなと思って口語体で書きました。各テーマに「今日すぐにできること」「近いうちにできること」「将来おすすめしたいトライ」「おすすめの本」つきで、気軽にはじめてもいいし、それぞれを深めることもできる。旅行案内所のような本だと思ってくださるとうれしいです。ガイド役が、なぜだかとても好きみたいなんです。

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『ストロベリー・ジュース・フォーエバー』

  • マーブルトロン/中央公論新社=刊
  • 2010年8月31日発売

前著『なにかいいこと』の“ガール”版。「自分に自信がつくヒント」「恋愛が甘くなるヒント」「わたしをいかす仕事のヒント」「ひととの関係がまろやかになるヒント」「こころとからだが元気になるヒント」などなど。わたし自身、正真正銘のガールだった頃、自信というものが、おそろしいほどありませんでした。からだは弱く、呼吸は浅く、人をいつも頼っては、まわりに不平不満をもっていたのです。そんなわたしがどう変わっていったのでしょうか? この本には、人生の先輩がたに教えてもらったり、自分で実践したりした、甘く、みずみずしく生きるための知恵がつまっています。年齢の高い“ガール”たちににも、不思議と、人気の一冊です。

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『なにかいいこと 自分をほどく 知恵のことば』

  • イースト・プレス=刊
  • 2010年3月25日発売

わたしにとっての、はじめての本。1ページにひとつ。自分が変わり、つよくなっていくためのヒントについて書きました。「わたしがつよくなる小さなヒント」「わたしが変わる小さなヒント」「からだが変わる小さなヒント」「今日という日を特別な日にする小さなヒント」「あの人との関係がよくなる小さなヒント」などなど。ひとりの時に、そうっと開いていただきたい静かな一冊。カードリーディング的に開いて、メッセージを受けとるのもおもしろい。挿画、装丁とも秀逸で、プレゼントするかたも多いそうです。わたしの本の中でも、特に、読む人の年齢や性別などを限定しない本かもしれません。

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『SELF CLEANING DIARY 2013 あたらしい自分になる手帖』

  • アスペクト=刊
  • 毎年秋頃発売

『SELF CLEANING BOOK あたらしい自分になる本』の手帖を2012年から、毎年発刊しています。2014年版で3冊目。『murmur magazine』やわたしの本でご紹介している、からだやこころ、たましいを養う方法をはじめ、毎週のコンシャスプラン、さらには毎月の「あたらしい自分になる」ためのエッセイが人気です。不思議なことに、自分で書いているのに、手帖を使う頃にはすっかりその内容を忘れてしまっていて「お、この時期に、このテーマなんだ!」とシンクロすることも。ひとつのアフォーメーションになっているのかしらん? 石田紀佳さんの、自然と暮らすヒントも満載です。2014年版も、今、つくっています。自分自身と向き合う時間がほしい人、あたらしい自分に、さらには自由な自分になっていきたい方に。