2026年1月20日

トークショー2days@青山ブックセンター本店&ジュンク堂池袋本店

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『まぁまぁマガジン』26 「按田優子という宇宙」発売記念のトーク。1日目は、塩塚モエカさん(羊文学)をお招きして。なんという僥倖。按田優子さんは安定の語り口で、第1チャクラのどっしり感をますます感じ、惚れ惚れと隣で聞き入ってしまうお話しっぷりだった。按田さんもわたしもぬか漬けがなぜか工芸部展以降続いている話、泡菜(パオサイ)をモエカさんにおすすめしたり。ツアーで泡菜の瓶がついて回ったらそれこそ最先端かも。途中でチャクラケアのkaiさんが壇上に上がってくださって、「按田さんは犀、モエカさんは鳥(ちいさな声でご本人が烏では、といっているのが聞こえました)」という話をしてくださったり。都会とジャングルは同じ構造だとか。面白すぎて、壇上で水を吹き出したのも生まれてはじめてだったけど、モエカちゃんファンのみなさんへも含めて、福岡正信さん、自然農の話をしたところ、思いの外吸収してくださった手応えがあったのがうれしかったです。大根探してみてほしい。通勤路に芋植えてみてほしい。米を越えて。最後に福ちゃんが、羊文学を歌うというあまりに稀な時間があったが、5歳児でも大丈夫とみなさんが思ったか否か。みんながもう5歳児丸出しになったらそれは混沌もするだろうが、でも少しはましな世の中になるかもしれないです。また話したい。
ジュンク堂池袋本店では、福ちゃんと3人で。按田さんの「男はフェンスの外」なる着想とエッセイは、一夫多妻制をして逮捕された(?)人たちからの話とか。「シークル」という隠語(苦しいに変わっていく)の話、あと女性たちが解散しないためには、という按田さんならではの視座。いやあ、按田さんはつくづくおもしろい人です。保育園でひとりの子がゲーって吐いて、その後大勢の子たちが一緒になって気持ち悪くなっていって、ゲーゲービービーやって、でも自分は関係ない、まきこまれないぞ、5番目にならへんぞ、という『まぁまぁマガジン』26の按田さんインタビューに載っている話が、なんというか、2日間通底していたようにも感ぜられる。按田さんという人を通して、みずからの解像度への疑問を可視化している営みを続けているとも。解像度といえば、「来世はプレイボーイ」の、「プレイボーイの解像度がすごい」とモエカちゃんがつぶやいたのも聞き逃さなかった。さすがモエカどの。按田さんとの歩みの中で、自分の暮らしの、自分への、世界への、人への解像度が少しでもあがっていったなら。トークで按田菌を浴びて少しはまたあがっていたらいいなと、寒風吹き荒ぶ美濃でひとりじわっている。背骨に「宇宙の営み」(@しまざきみさこさん)少しでももてるようになったなら。2月3月には京都大阪でも話します。