2021年5月24日

自分のなかに眠るしんとしたところを24時間発動させる

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先日、しあわせとはなにかという質問を無有無さんからしていただいて、こう、エネルギーが高い体験みたいなことだ、というふうにお答えした(*)。エネルギーが高いといっても、なにか崇高な体験とかそういうことではなくて、なんだろな、こう、ぎゅっとした時間というか、純粋性が高い時間というか、なんだかここちよいインパクトのある時間みたいなのってありますよね。ジューシーな時間というか(ますますわからないか)。わたしの場合は、岐阜の高鷲というところの郷土料理を、あるご家庭のおかあさんにつくっていただいて、ぱくぱくと食べて、いろんなはなしでもりあがりにもりあがって、最後は大爆笑だけみたいな、そんな時間をしあわせだと感じるというふうにお話しした。もちろんその気持ちはかわらないのだけれども、もうひとつあの質問をされたときに、じつは思い浮かんでいたことがあって、それは朝、山にむかって瞑想をする時間にもっとも高い幸福を感じるということなんです。あの、ひとり、山の空気を全身で感じながら瞑想をするときっていうのは、実際のところ、いちばんしあわせな時間なんじゃないか。そして、今、あの瞑想のときに体感する、自分のなかにある「しん」とした部分が、全方位的に、あらゆる場面で、ものごとを、人を、ときにこじれたなにかを解放していくヒントになるんじゃないかと思っている。「そこ」がいよいよ発揮される時がきたのである。発動しないとならない状況なのかもとも。いよいよ24時間瞑想状態、時空が変わるときがやってきている。