2020年11月10日

おいしい金土 4 

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夕食は、教室でつくったであろうサラダをいただいた。メインのお皿がとくにすごかった。茹でたか蒸したかした紫芋に、コリアンダー、クミン、チリ、塩麹(かな?)を混ぜてペーストにしてある。これを、皿の上に薄くしく。そのペーストの上に、ベビーリーフが山盛り。あと塩麹でつけたローのままのブロッコリーやカリフラワー、ちいさく切った柿、アマランサス、蒸した紫芋のかけら、などなどがどわわわっとケチケチすることなく、しかしうつくしく盛りつけてある。海苔ものる。すだちをたっぷりかける。あのね、これがね、もうね、信じられないくらいおいしいのであります。紫芋のペーストがドレッシング的な役割になるのだが、チリが効いてておいしいの。感動した。ささくんは、いちじくものせたかったみたいだった。食べだすと止まらない。久しぶりに食べたささくんの味。食べたことのない味。いろいろな味がする。なんというか、こう、自分の中の何かがぱちーんと弾ける味なのです。目醒める味。ただもうひたすらにもりもりと食べ続けた。おなじみ、大根麺を甘酒にひたして食べるローの料理とか、スムージーとかもあって、すっかりお腹がいっぱいになった。ケータリングのカレーはまた淡路島にきたらあらためて食べに行こう。ちなつさんがつくったけんちん汁は、お鍋の中でお豆腐が汁を吸ってぱんぱんになっていた。その様子がいかにも家みたいで、ちなつさんはみんなのおかあさんだとあらわしているようで、かたわらにはめちゃめちゃ成熟してるおとうさんのけんちゃんがいて、実家に帰ったみたいに心底安心した。大人になるって、本当にたのしい。