2017年5月19日

わたしの黄金週間

R0060243

土を耕す、苗を植える、種をまく、たけのこ掘り、わらび採取、ジェフ・バックリー大音量でたけのこの下茹で、わらびも下茹で、米ぬか、木灰、唐辛子すべて自家製とわかりひとりほくそ笑む、iaiの服はひとつの事件である、わたしたちは事件の目撃者である、革命はもう起こってしまった、山菜の天ぷら、傷跡はもう少しで消えそう、川辺でよもぎ採り、暑い、帽子の中によもぎを入れる、山へ移動、すでにふらふらだし、倍音のうぐいすによるねぎらい、一体どれだけの太い声なんだ、たけのこが見つかる、父に報告、父Kトラで向かう、父掘る、3つあった、よもぎを水洗い、それをはらう時によもぎシャワーになる、よもぎシャワーを顔に浴びる、ツバメ、ツバメ、ツバメ、セリを水辺に見つけた、セリが本物のセリか隣のおばあちゃんに確認、本物だった、エンドウをいただく、へびいちご採取、へびいちごのチンキづくり、ドクダミの若い葉採取、ドクダミのチンキづくり、キハダと甘草の焼酎漬けづくり、エゴマのしょうゆ漬けづくり、種をまく、水をやる、暑い、振り返ればアスパラガス、ディルとコリアンダーはいつだって風に揺れている、増山たづ子写真集見て泣きながら眠る、徳山村はうつくしかった、徳山村の人々も、バッハ、フランス組曲ドイツ風に、突然の悲劇それが人生だ、しかしいつしか夜明けもやって来るそれも人生だ、グレン・グールドはなぜ右手と左手を独立して弾けたのか、右手と左手がいつの間にかお互いを依存しあい境界線がなくなってしまう、バッハを弾く右手と左手にこそみの虫革命を、美食家の玄米リゾットは独立の味、おにぎりは3種握る、田んぼの畦を見守る、カエルはいつだって逃げる、自生のイタリアンパセリとコリアンダー発見、自生のディルは大量に、立ち話、立ち話、立ち話、立ち話、立ち話、近所の駐車場ではイチゴが自生、どうなってんだ?(北の国からで木谷涼子先生に純が言うような発音で)、種まきの上には藁を敷く、お茶っぱの採取法とモミモミ法を明日90歳の隣人から教わることになった、次のことをみんな考えてるね、塩むすびがいちばんおいしいことの秘密は果たして加齢なのか、近所のおばあさんにディルをプレゼントした夜、永遠に続きそうだわこの黄金週間