2015年12月3日

とうとうしゃべるようになってきた

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とうとう人間のことばをしゃべるようになってきたのは、あたり(猫)である。前からたいへんおしゃべりな猫ではあったが、ここ数週間のおしゃべりには目を見張るものがある。「ごはん」というから 、「えー、さっきあげたじゃん。もうほしいの? 食べたばかりでごはんごはんというのってちょっといやしくないですか?」と返せば、「いや、ごはん。ごはんちょうだい」という。「いやー、食べ過ぎですよ、いくら秋だといったとて」「ごはん」「でも、アンタ、このチキンだってサ、残してるじゃない?」「にぼし」「えっ、にぼし食べたいの」「にぼし」「あのサ、猫だからお魚好きなのわかるけど、にぼしって塩分けっこう高めらしいよ」「にぼしにぼしにぼし〜!」「えー、しかたないな。少しだけだよ」(にぼしを数本あげる)「はふっ! うれしい! ちょっちゃんあんがと〜♪」。なぜ、あたりがわたしのことをちょっちゃん、と呼ぶのかはなぞだけれど、髪の毛を頭上でひとくくりにしているのをそう呼ぶのかなと思っている。ちょんちょろりんの略なのである。