2013年10月6日

山のなかで聴いた

フェス1

先週の週末は、軽井沢のちょっと先、嬬恋というところにいて、湖と山と野っ原と雲と神秘的な光と、秋というよりは冬みたいな透明な空気の中で、ただ、過ごした。日中はサングラスをしていないと目を細めてしまうほど明るく、一方陽がかげればダウンジャケットを羽織りたくなるほど寒い。URの10周年記念の野外フェスということで、トークショウをさせていただいたり(くわしくは今週配信のメルマガへ)、古い友だちやあたらしい友だちと語ったり、熱いお茶を飲んだり、パンを火であぶって食べたりしてたのしんだ。夜は、キノ・イグルー有坂さんの上映会が秀逸で、Sigur Rosのこの映像と音楽を、キャンファイヤーを背に、大勢のひとたちと観たことは、中学生のときに行った修学旅行の夜のできごとくらいのパンチ力で、記憶に深く刻まれた。今、AYAちゃんとやっているmmaというバンドで、わたしたちがなにをどうしていったらいいのか、山のなかで聴いたこの曲が教えてくれた。